世界の片隅でひっそりと呟く

アラフィフのサラリーマンです

岸田首相は支持しません

昨日のエントリで「マスコミは自分の支持政党をハッキリさせろ」と主張しましたが、そうすると当然「じゃあお前はどうなんだ」というカウンターを食らってしまうので、この辺で私もハッキリ言うことにします。

プロフに記載のとおり『嫌韓』『反中』です。ということは立憲共産党支持というのはあり得ませんね。はい、言うまでもなく私は自民党支持です。でも他に良い政党があればそっちに容赦なく乗り換えるつもりですので党員になるつもりはありません。維新は方向性は良いと思ってますが、いかんせん候補者が今ひとつ吟味されていない感じがするので、今のところ自民党を支持してます。

しかし岸田首相は支持してません。それどころか「とっとと辞任してほしい」ぐらいに思ってます。もう見切りました。別に岸田さんの周囲に親中の香りが漂っているからというわけではなく、実行力というものが感じられないからです。発言コロコロ変わりすぎ。1回でも変わったら幻滅するのに、もう何回変わったことか。組織のトップの発言というのは重いのです。トップの姿勢で組織全体の方向が決まるのです。まして首相は国のトップです。首相が「帰国便の受付を停止しろ」と言えば、全航空会社が大急ぎでホームページにお知らせを載せ、ジャンジャンかかって来る問い合わせの電話を捌き、やっと一段落したと思ったのにその翌日には「帰国者に十分配慮しろ」などと言われたら現場の人間は大変迷惑なのです。

↓これは本日の新宿会計士さんの記事です。

不勉強すぎる岸田首相「株主は賃上げ必要性理解せよ」 – 新宿会計士の政治経済評論

新宿会計士さんの論説を要約すると『株主がそんなこと納得するわけがない。まして外国人株主にはいくら頼んでも無駄だ』という内容です。確かにそんな気がします。儲けるために株を買った人に「利益減るけど我慢しろ」と言って「はい分かりました」となるかどうか。しかし、私としては「もしかしたら…」と思わなくもないです。数年前に安倍さんが「携帯電話料金を下げろ」と言った時、「資本主義国家でそんなん言っても上手くいくわけがない。どうしても下げたいならドコモ再国有化でもするしかない」と周りにエラソーに力説してたらドコモがahamoを始めてすっかり面目丸潰れになったことがあるからです。専門家には『無理だ』と思うことでも、私クラスの人間は「ワンチャンあるかも」という期待を持つわけです。つまり、私が不支持なのは政策の問題ではありません。前述のように、純粋に実行力不足が理由です。

どんな良い政策であっても、何かを変えるなら必ず反対があります。国民の9割が得するけど1割が損するならその1割が反対するし、今は国民全員が損するけど将来は良くなるというなら今損するの嫌だという人が反対します。リーダーならその反対を押し切って実行できなければなりません。なかなか決められなくて優柔不断に見えても、一度決めたら実行するのであればそれはそれで良しです。周りの話を良く聞いて慎重に考えて考えて考え抜いた結論をちょっと反対されただけで撤回するのではリーダー失格です。『政治生命をかけてでも外国人投資家を説得する』という気概があれば支持しますが、その【政治生命をかける】というのが岸田首相にはできそうもありません。恐らく『反対されたから撤回』又は『納得してもらえなかったことは遺憾です』で終わりでしょう。そう考えると、首相はそんなに頭が良くなくても良いかもしれません。政策立案能力など不要なのかも。もちろんバカでは困りますが。

では誰を支持してるかと言えば、高市さんです。ネトウヨと被ってるので大きい声では言いにくいんですが、たまたま被ってるだけで私は決してネトウヨではありません。ただの愛国者です。携帯電話料金引き下げの時の総務相で、あの時は「アホか」と思いましたが、結果的に成功したのでその件ではマイナス評価はしません。自分にマイナス評価しました。討論会では断トツに良かったと思います。次期首相には是非高市さんになっていただきたいと思います。